市民の皆様の文化的で快適な生活環境づくりの為に
現在、横浜市の下水道の普及率は99.8%下水道管渠の総延長は11,700km。
ちなみにこれは横浜市からニューヨーク市まで行ける長さになります。普及率と共に市民にとっては衛生的にも、文化的にも快適な生活環境が整ってきたと言えましょう。しかしながらこの状況を維持していくにはやはりメンテナンスが欠かせません。当社は、横浜市下水道管理協同組合(官公需適格組合)の一員であり、組合員と共に横浜市内の公共下水道管渠等の維持管理を行う業務に、特に従事して参りました。
下水道管渠維持の他にも人孔・雨水桝・集水桝・側溝の清掃、河川・水路の浚渫、プール清掃、公園等の噴水池の清掃、各種ピットの清掃、調整池・遊水池の清掃等々生活環境に欠かす事が出来ないメンテナンスも行っています。いずれにしてもこれらは、地下にある施設が多く、普段はあまり、人の目に触れませんが、実は皆様の生活に、とても大切な役割をしているのです。例えば、日頃から地震に対して準備をしている人でも、中々気付かないのがトイレの存在です。
実際、地震時に使えなくて非常に困ったのはトイレで、地震により下水道が損傷し機能しなくなった場合、排泄物をどのように処理するのか大変な問題であります。人間の排泄物、とりわけ排便には、さまざまな病気を引起す細菌がたくさん存在する為、周辺に埋設したり、放置すれば二次災害を起こす事になってしまいます。